今回は犬の乳腺腫瘍についてです。
乳腺腫瘍は7歳をこえるころから、避妊手術をしていない女の子の約4頭に1頭が発症します。
発症には卵巣から出るホルモンが関係しているため、予防法は避妊手術になります。
ただし、2回目の発情までにしないと予防効果がないため、1歳くらいまでにはしてあげたいです。
乳腺腫瘍は良性と悪性が50%と言われています。(悪性のものは肺や肝臓などに転移します)
小型犬は良性の方が多いようです。
良性であっても下の写真のように大きくなってしまうことがあり、ときに破裂してしまうこともあります。
治療の第一選択は外科手術になりますので、小さいうちに見つけてあげることが重要です。
時々、わんちゃんのおっぱいをさわって、しこりができていないか見てあげましょう!
院長 野田
京都市右京区常盤(太秦、嵯峨、花園、円町)
丸太町通り動物病院 (ペットホテル、トリミング併設)
太秦映画村より徒歩5分
075-406-7725